よくあるご質問

Q:エンジン温度を適切に保ってエンジン始動をスムーズにしたり、アイドリングを止めるにはどうすればよいですか。

A:エンジン機器のメーカーまたはユーザーで、製品を使用しないときにエンジンを停止またはアイドリング状態にする必要がある場合、エンジンをスムーズに始動する温度に保つHOTSTARTエンジンヒーターをご利用ください。あらゆる容量のエンジンに対応した製品をご用意しています。

Q:外気温が凍結温度を下回ってもエンジンが凍結しないようにする方法を教えてください。

A:不凍液を使用しないエンジンを凍結温度を下回る環境に置く場合、凍結を防ぐために、時々エンジンを始動したり、クーラントを一度、排出する必要がありますが、どちらの方法も無駄が多く、燃料やクーラントが無駄になったり、排出ガスによって空気が汚染されたり、有害な液体が地面に流れ出たりします。

HOTSTARTでは、あらゆる容量のエンジンに対し、凍結やそれに起因するエンジンの損傷を防止する製品をご用意しています。

Q:エンジンをスムーズに始動して、すばやく十分な出力を得るにはどうしたらよいですか。

A:緊急時用の発電機、救難艇、消防車、予備エンジンなどは、寒冷下であっても始動後数秒で十分な出力を得る必要があります。そのためこれらのエンジンは、常に通常稼動できる温度に保たなければいけません。

このような場合にHOTSTARTの製品が役立ちます。当社のエンジンヒーターを使用すれば、エンジンをスムーズに始動してすばやく出力を得られる、バッテリーによるクランキング電流を十分に得られる、オイルを予熱してオイル粘度上昇によるエンジン摩耗を防げる、低温環境が原因のエンストやエンジン損傷を防止して、緊急用機器の変速機、差動装置、ギアボックス、油圧装置を適切に動作させられるなどのさまざまなメリットがあります。

Q:低温環境でもバッテリーのクランキング電流を維持する方法を教えてください。

A:完全に充電したバッテリーでも、-18℃(0°F)では正常時の40%のクランキング電流しか流すことができません。エンジン自体を保温していても、寒冷地ではエンジン始動後すぐにバッテリーが切れてしまいます。しかしわずか50 Wのバッテリーパッドヒーター(弱い電球相当)をバッテリーの下に設置し、夜間に電源を入れておくだけで、バッテリーによるクランキング電流を最大限に保つことができるのです。

冬場は、暗い時間帯に、すべての照明を点灯し、ヒーターやデフロスターのファンをオンにし、ラジオなどもつけて運転することが多いものですが、自動車の停止時にバッテリーが満充電されているとは限らないため、-18℃(0°F)ではバッテリーによるクランキング電流が正常時の20%程度まで下がっていることがあるのです。HOTSTARTでは、各種のバッテリーヒーターパッドを製造しています。

Q:HOTSTART製品が燃料コスト削減につながるのはなぜですか。

A:エンジン動作の不要時やエンジン始動後に十分な出力を得るためのアイドリングは、燃料の浪費につながります。

ほとんどの場合、冬の1シーズン、エンジンのアイドリングやめれば、その燃料費でHOTSTARTのエンジンヒーター製品を導入できます。これは、誇張ではありません。HOTSTARTのヒーターは、さまざまな容量のエンジンに対応しています。燃料やオイルのコストを削減できるだけでなく、オイル交換やオーバーホールの間隔を長期化できます。また、排出ガスによる環境汚染も低減できます。アイドリングストップは環境にとっても大切です。

Q:オイルヒーティングシステムには、どのようなメリットがありますか。

A:エンジンを長期間作動させないでいると、オイルがエンジンのオイルパンに集まり、可動部の表面がオイルによって保護されない状態になります。HOTSTARTのオイルヒーティングシステムは、エンジンの始動前にこのようなエンジンの重要部分にオイルを循環させるシステムです。エンジン停止後もエンジン全体に引き続きオイルを循環させて、ベアリングの表面温度を低く抑えることで、エンジン本体の余熱によりベアリングの表面温度が上昇を続け、オイル皮膜が焦げ付くのを防ぎます。オイルヒーティングシステムを使うと、これらの温度がエンジン停止後ゆっくり安全に低下するようになります。

Q:長時間のアイドリングで周囲に迷惑をかけないようにするには、どうすればよいですか。

A:冬の朝、自動車のエンジンをアイドリングして、ご近所に排気ガスをまき散らして苦情を受けたり、マリーナに排気ガスをまき散らして管理者からボートの移動を求められたりするのは避けたいものです。環境に関心がある方は、地球を汚染したくないとも考えるでしょう。HOTSTARTの製品を利用すれば、これらの問題の解決につながります。

Q:HOTSTART製品を使用すると、エンジン摩耗にどのような予防効果がありますか。

A:エンジンを停止してそのままにしておくと、エンジンにとって好ましくない現象が発生します。オイルは温められると粘性が非常に低くなり簡単に流れ落ちるため、エンジン停止直後の粘性の低いオイルはオイルパンにたまります。そのまま長時間エンジンを稼働しないでいると、ほとんどの保護オイルがシリンダー壁やピストンからオイルパンに流れ落ちて、これらの表面が保護されていない状態となります。一方、オイルが27℃(80°F)以下まで冷えると、蒸気が凝結して、オイル上部に燃焼による副産物の酸と水を含んだヘドロが形成されます。

しばらくしてエンジンを再始動する場合、オイルの温度はさらに低下し、より粘性が高く、循環しづらくなっていますが、クランクはこの非常に粘性の高いオイルを循環させなければいけません。また、ピストンは表面がオイルで保護されていないシリンダー壁を上下することになります。この状態は、エンジン始動後も、オイルが温められてすべての可動部に行き渡るまで続きます。試験の結果、エンジン摩耗の80~90%は、このような低い温度でのエンジン始動が原因で発生することがわかっています。HOTSTARTエンジンヒーターは、エンジンを予熱・保温し、オイルが常に循環できる状態にしてエンジン摩耗を低減するので、低温環境下でエンジン機器を使用する際のエンジン摩耗の予防ツールとしても導入が進んでいます。

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