危険区域・防爆

発火性リスクのある環境下において、可燃性ガスや可燃性液体の使用は爆発や火災の原因になるため適切に管理される必要があります。発火性リスクがある電気機器の使用において、その危険度に応じて、厳格なガイドライン、および規格を設け、事故を未然に防ぎます。防爆認証品はこれらのインフラや安全基準を満たすための重要な役割を担います。

ホットスタート防爆仕様品はClass１、Div.１または、Div. 2の防爆基準を満たし、コンプレッサーのオイルラインおよび、エンジン冷却水・オイルを保温し、天然ガスの継続的な圧送から分配の一連の流れを維持します。寒冷地では、氷点下でのエンジンの即時始動においても、成果を発揮します。また、高温多湿の環境下では、オイルパン内の結露によるオイルの性能劣化等にも貢献します。

可用性の向上、および保全性の維持は運用コストの低減、そして、収益改善要素となります。今まで弊社で取得したIECx、ATEX、および、UL C/US認証は、エンジンヒータの他にも、食品、飲料、化学等、防爆仕様が要求されるさまざまな分野でも適用が可能です。